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よっぺの温泉探訪⑨♨️もののけの世界編

皆さん、こんばんは🌙よっぺです🐸


今日は、前回投稿した湯抱温泉を出発してからの続きになります💡

したがって、温泉から脱線しまーす😁

湯抱温泉を出発して、車で5分ほどの場所に、もののけの住む森があります💡


駐車場に車を停めて看板を見ると「陶芸体験教室」の文字が💡
そして、⬇️の下になんとも自虐的な表現が笑!
ボロい橋て笑!
その例のボロい橋
たしかにボロ・・・いというか年季が入っている気がする・・・
この先にどんな世界が広がってるか気になるでしょー
ボロい橋のへりっこに、目を閉じたフクロウ?たちがお出迎え。この時点で、なんだか怪しげでしょ

橋を渡り終えて少し坂を登ると、森の中にひっそりと佇む、築100年近く経っているであろう昔ながらの日本家屋がお出まし。
玄関を覗き込むと、パイプ椅子に腰掛けた、おばあさんの姿が👵
「すみませーん」と声をかけてみました。
ビクともしません。手には何やら俳句の色紙を持っていらっしゃる。
そうこうしていると、奥から60代くらいの奥様が出てきてくださいました。
話によると、このおばあさん、有名な案山子作りの名人に作ってもらった案山子なんだとか👀‼️

後ろ姿もは完璧、おばあちゃん!!!
おばあちゃん独特の丸みを帯びたフォルム、少しくたびれた感じの肩の張り感、どれをとっても人にしか見えません💦
そして、私としたことが正面の顔を写すのを忘れてしまって😅
へのへのもへじではなかったけど、正面では作り物だってすぐ分かります笑

てか、何でこんな場所に置いてらっしゃるの⁉️
面白すぎなんですけど!!

実は、もののけの森と言っていたのは、陶芸ギャラリーの鴨山(おうざん)窯さんのこと💡

畳のスペースには陶芸作品が所狭しと並べられています💡
そして、ここにもいた!
おばあちゃん👵👵👵
これも、パッと見完全に人です!!
手を見れば作り物と一目瞭然ですね!
てか、どんだけこの案山子好きなのよ!!


この鴨山窯さんは、フクロウやカエル?などをモチーフにした灯り取りや置物、器などを製作していらっしゃいます。
ご主人が陶芸家で、奥様は漫画家さんという夫婦揃ってアーティストさん💡
東京で活動していらっしゃったそうですが、40年前にご主人の実家である、ここ湯抱にIターンしてギャラリーを開かれたのだそう😌

やっぱ、独自の世界を切り開くアーティストの方たちって、面白い感性を持っていらっしゃるのですね😁
さっきの案山子にしても💡
お口をパックリ開けたカエル?珍獣?
クリクリおめめで、澄ましたお顔のフクロウたち
何とも憎めないお顔立ち
灯り取りと言って、この中に蝋燭を灯して、間接照明として使う用途のものです💡
でも、普通に置物にしても可愛いですよね😍
こちらはご主人の妄想の世界で生きる珍獣たち
バーバパパ?ミニオン?ムーミン??
こちらの作品は、広島県三次市にある「もののけミュージアム」にも展示してあるそうです💡
こちらの白い壺も一度見たら忘れられない特徴的な柄❗️
個人的には、竹籠を背負ったカメレオンみたいなこやつが好みだ!

まさに、想像上の動物なんだけど、どっかでみたことあるよーな、でも違うようなって、不思議な感覚になります。
奥さんが、寒いからストーブにでもあたって行きなさいと言って、温かいコーヒーと、お菓子を出してくださいました。この心遣いに、とても心が温かくなりました❤️

奥様の話はとても面白くて、ついつい長居をしてしまいました。
こういう自然豊かな場所だから、ご主人の創作意欲がどんどん湧いてくるのかな?

キモくて可愛くて、愛嬌があるもののけたちを、
この先もずっと作り続けて欲しいものです😌

素敵なギャラリーで、こちらもまた来たいと思える場所でした☺️
もちろん、お皿や器も販売しておられるので、器好きの方にも是非立ち寄っていただきたいところです💡