よっぺの温泉探訪④♨️温泉津温泉元湯
皆さん、こんばんは🌙よっぺです🐸
今回紹介する温泉は、大田市温泉津町にある薬湯
「温泉津温泉元湯」です
まず温泉津という地名ですが、読み方は分かりますか?
おんせんつ?
としか読みようが無かったのですが、この3文字で「ゆのつ」と読むんですよー💡
かなり難読漢字ですよね!
この温泉津は、石見銀山から採掘された銀の積出港として、また江戸時代から明治にかけては、その土地で採れた赤土を使った石州瓦や、はんど(水瓶)の産地として、宿泊施設や商業施設が点在する繁華な町だったようです💡
遊郭のような場所も温泉にはつきもので、温泉津もご多分に漏れず。
下の神様が、温泉街から少し離れた場所に祀られていたり、床屋さんの跡地が数多く見られました(芸者さんたちの髪を結う場所として利用されていたそう)💡
しかし時代と共に、銀山の栄華も終焉を迎え、陶器などもプラスチック製のものに取って変わられるようになり、街も衰退の一途を辿り、今では当時の面影を残すものは数少なくなっています。
その地区に、こんこんと今でも湧き出でているのが、薬湯と呼ぶにふさわしい温泉津温泉です💡
最近のはやりの言葉で言うと「エモい」になるでしょうか😅
お酒は飲めないのだけど、お店の雰囲気だけ味わってみたい!
土曜日だというのに、人の通りはまばらです。というかほぼいない😢
ここ島根も、コロナ少ないけど観光業もかなり打撃受けてるんだなって感じずにはいられません>_<
はんど(水瓶)の上に干支の陶器が💕
なんだかほっこりしませんか😊??
こちらが、元湯💡
温泉津温泉の歴史は古く奈良時代の文献には既に温泉津の文字が記されていたそう!
また一説には、年老いた狸が温泉に入って傷を癒しているのを僧侶が発見した利用され始めたとも言われていて、狸が温泉津のシンボル?イメージキャラ?になっているそう!
だから、お店の看板の上に、狸が守り神のように鎮座しておられます💡温泉街のそこかしこにたぬきの置物や、たぬきをモチーフにした商品なども販売されています!
施設の中は撮影NGでしたので、説明のみになりますが・・・
元湯の入浴料は大人450円とワンコインでお釣りがきます💡
外観は、かなり年季が入っておりますが、中は最近リニューアルをされたようで、脱衣所には鍵付きロッカーと、地元の人専用お風呂セット棚が設置されてました!
温泉は、脱衣所から階段で5.6段降りたところに、3つ。
熱い湯、ぬるい湯、さらにぬるい湯の3つです。
源泉が50℃近いのですが、どれも加水や、冷却はしてないそう。
熱い湯は、温度計が設置して見てみると
46℃!!!
これは手をつけただけで、刺すような熱さ!
全身浸かるのは、ほぼ不可能!
リアル熱湯風呂だよー🥵
ぬるい湯でも、44℃くらいはあるでしょうか?
これは、我慢すれば全身浸かれる程度!
さらにぬるい湯は、37℃ほどと一気にぬるーくなります!
浸かると、湯の花がぱーっと舞うのを目にすることが出来、天然の温泉を存分に味わえます!
説明書きにもあるように、この温泉はナトリウム塩化物泉で、鉄分も多く含むまさに、湯治のための温泉です♨️
口に含むと、しょっぱいのと、鉄の味がダブルできます!
昔は、原爆の被爆者の方々が保養に訪れられたりしていたようで、九州大学の研究においても、この温泉の泉質の高さはお墨付きをいただいているそうです💡
喘息の方は、温泉の蒸気を吸入すると良いそうですよ💡
湯治としての役割を担う温泉だけに、シャワーや、アメニティの設置は一切ありません。
あまり良くないかなと思いながらも、源泉を桶で掬って洗髪させていただきました。
泡が、温泉に入らないように、そーっとそーっと。
こちらは、元湯の後に、湧き出た温泉なので、新湯と呼ばれている薬師湯♨️
建物の外観はこちらのほうが、大正ロマンを感じるノスタルジックな雰囲気を楽しめます♪
こちらは、家族風呂もある施設です💡
また、こちらにも訪れてみたいと思います!
元湯
薬師湯
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